2006年08月15日

アーシュラ・ル・グイン激怒

うーむ。「時をかける少女」を見に行った事によって、「ゲド戦記」擁護の姿勢から変化しつつあるので、両者の比較から見直す記事を書こうと思っていたが、
14日付の「ゲド戦記」原作者ル・グインのコメントが激怒モードであった為、躊躇せざるをえなくなった。

http://www.ursulakleguin.com/GedoSenkiResponse.html

どうも批判、逆に褒めてる点も含めて、日本国内でのそれと大差無い様だなぁ。
ともあれ、これで批判一辺倒の状況が決定的になった。
ワシャ今回も勇み足であったのか?
とにかくこのコメントも踏まえて記事ねりなおしだな。



やはり、原作の改変とストーリー上の不備、冒頭の親殺し、ラストの大ボスを倒す終わり方に不満を述べている。
親殺しの説明が「影」の登場で説明されるとしても遅すぎる、とし、ラストが「悪を殺す」形を取った事に安易すぎる、と釘をさしている。

俺としては、類型的な英雄譚を使った上で、反倫理的な要素が多かった事を褒めたかったのだが。
ラストにしても、デウス・エクス・マキナの登場のやり方、その意味付けを重視していたので、悪役の処理に関しては重視していなかった。
その辺りを「雑だ」と怒っているみたい。
posted by めたろう at 07:36| 埼玉 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。『ゲド戦記』大変良い作品だと思います。しかし内容が深すぎて、あるいは内面的すぎて受け入れられる人が少なかったのでしょうか。ラピュタのようなわくわくする冒険活劇ではありませんものね。
ル=グウィンさんの感想は残念なもののようですね。「著作者への敬意」を強調するあたり、どうも彼女は「彼女の作品の忠実な再現」をジブリの高度な美術表現で観れるものと思っていたのではないでしょうか?批判派の方々のうち、原作「ゲド戦記」ファンもそのような期待が外れた事から酷評しているのではないでしょうか。
あの作品が2時間に収まるわけがなく、また原作と、原作から派生した映画etcが同じになるわけもないと思うのですが…。
観客には「駿アニメ」でも「原作ゲド戦記」でもなく、「吾朗アニメ」として観てもらいたいなと思います。
それにしても、これで批判派が喜んでしまうのは残念ですね。
Posted by mai at 2006年08月22日 14:36
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