2005年05月17日

クロム舎「暗い日曜日」

GW旅行記は今しばらくお待ちください。
先行して5/8(日)付で観劇して来た知り合いの「クロム舎」の芝居に関する記事。
以前「エターナルサンシャイン」の記事でジムキャリー似だと紹介した、西山聡君率いる劇団です。ただし今回は西山君の出演はありませんでした。

あらすじ等は公式HP
http://kuromusya.web.infoseek.co.jp/index_1.html
またはググる等して確認下さい。

以下は、感想メールの要約となります。
知り合いなので、個別の役者等への言及が多かったり馴れ馴れしいのはご容赦。また、未見の方には不親切な内容です。


なんか、役者連が一斉に成長期に入って、骨がみしみし言ってる様な、なんと言うか、現状の諸々の枠組みが狭くなってきた様な印象を持ちました。
なんかね、ニュータイプの覚醒にMSの能力が追いついてないって感じ。大げさか。

特筆すべきは武藤氏、清水氏の成長でしょうね。殊に武藤氏。
それぞれ、新しいカードを手に入れたと思うのですが、武藤氏は、結構長い間、熱量をむやみに発散する暴れ馬の様なキャラクターを制御できずに、苦しんでいる印象がありました。しか
し今回は抑える演技と言うか、キャラクターの輪郭がはっきりして、多少キャラを暴れさせても破綻しなくなった様に思います。喉の件をブログで繰り返し書かれていましたが、外側から
キャラを制御しようとする意識と無縁では無いと思います。

清水氏はさすがにまだそのステージまでは行って無いと思いますが、コレは役者を意識したスタート時期等、コレまでのアドバンテージの差なので、気に病むには及ば無いと思います。
自覚されてるとは思いますが、コレまでのおみそキャラから、話を引っ張り、観客に伝えるべき情報をきちんと伝える中枢の役回りを作る事ができたと思いますし、その為の基礎体力の様
なものが飛躍的に向上したと思います。

今回正式加入の松下さんは、今回は「見」に回った感があります。ただし、後述する芝居全体のバランス、構成の問題からすると、成すべき仕事をキチンとこなされた印象があります(今
回のボンドの様なキャラクターはもう二人位は欲しかった気がします)

客演の皆様方は、いずれ劣らぬ兵ぞろい。中盤まではフナヤマ役の折原さんが頭一つ抜けたかな?という感じ。

さーて。問題は西山君。

演出としては、キチンとまとめて来て、ひょっとしたら「してやったり」位は思ってるかもしれないし、「ようやくここまでこれた」という思いもあるかもしれません。
しかしやはり脚本、構成すなわちプリプロダクションには難があったのでは無いか?
つまり、上記の役者連の急激な成長や、客演軍が必要とする役のキャパシティ、話の中に占める領土の大きさを想定しきれてなかったんでは無いかと思いました。
今回、役者の数を7人と絞ったにも関わらず、まだ出てる人数が多い感じがありました。
これが、果たして「書き込みが足りない」結果であるかどうかは俺には判断できません。
ただ「脇に回る」人を意図的に増やし、キャラの遠近をつける必要はあったかも。
あるいは逆に思い切って、気の済むまでそれぞれのキャラに前に出てもらうか。結果として2時間半以上になったにしても仕方ないと思うんだよね。

具体的には千葉さんの演じられた「コウガ」の扱いです。
あのキャラクターはこれまでのクロム舎の世界を一回り大きく広げてゆく役割が与えられていたと思うんですが、彼女の存在がやや浮き気味で、他の登場人物に比べ、テンポが速くなってしまった感がありました。おそらくもう少し書き込みがあった分が削られてしまったのでは無いかと想像しましたが、クライマックスの破局に向けての行動のタメ(動機付け)が少なく、大立ち回りがやや唐突に感じられました。もちろん、前振り、伏線でクライマックスに向かうに到る説明は為されているんだけど、まだ不十分な気がした。
登場のタイミングがもっと早い方が良かったのでは?
あるいは、例えばイトウ以外との男子との絡みでも暴力性と二面性を強調する前振りがあっても良かったかもしれません。
ボンドの作品をクサす→作品破壊→パーツの鉄パイプを持っての乱闘 とかね。

いずれにしても、グループが前進し、持てる枠組みが大きくなるにつれて、見る側の要求度も高くなってゆきます。
今回の、上記の問題点は(以前に問題を強く指摘した)第二回公演時からはるか先に進んだ段階での問題点であります。
作家:西山聡としては、今後は更に大変になると思います。作品提供もあるとの事ですので、気張って頂戴!
次回公演、今のところ新作やるつもりみたいだけど、、、。

まぁなんだ。行ける時は行ける所まで行っちまえ。
問題発生時はその場で考えるのじゃ。とにかく気張って!(と、最後はやや投げやりに)
んじゃまた。

posted by めたろう at 23:11| 埼玉 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いよいよ次回公演です。
これは、凄い作品になりました。特とご覧になってください。
Posted by クロム舎清水 at 2005年10月29日 04:34
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