2007年09月18日

サンプル「カロリーの消費」

えー、前回から結局4ヶ月放置!
だらしの無い事であります!
更新出来ぬまま、とうとう松井周の新作が上演開始となってしまいました!

サンプル02 「カロリーの消費」
http://www.samplenet.org/yotei3.htm

なんと2週公演。
今週末も公演してるので、是非。

とお奨めしようと思ってたのだが、、、、。

決して出来が悪い訳では無い!
、、、しかしまたぞろ客を選ぶ作品になっていたのである。
しかも今回はハードル高いぞーーー。

@ポスト「青年団」と言われて何の事かわかる方
Aそういう事に興味のある方
Bチェルフィッシュ・ポツドール・ハイバイとか興味のある方
Cベケットとか好きな方
Dとにかく小劇場がキテルらしいので、青田買いをしたい方
E青年団以降のリアリズム系フォローワーと毛色の違う事してる新人はおらんのかい!と言う方

という様な、かなりの好事家にはお奨めできますが、
フツーにお芝居を楽しみたい方には不向きな作品に思われます。
明らかにヤリスギ。

「ワールドプレミア」を最重要作品、と振っておいて手の平返しなんであるが、
いざ、エンタテイメントや批評しやすい作品からここまで飛躍されてみると、頭を抱える事になるのである。

一行レビューの方では
http://dx.sakura.ne.jp/~nnn/play/itigyo/itigyo.cgi

「物語である必要性が後退した代わりに不条理性を獲得したのでコントのが良いのでは?」
との意見が出ていて、ワシもソー思うのであるが。

今回意図された実験の一つには、
「時間経過の軽視」とでも言うべきものがありまして。

青年団以降、一幕物、というか、舞台が一定の場所に固定されるスタイルの芝居が隆盛となっておるわけですが、
この手の芝居の重要な要素に、
「時間の経過」というのがあるんでございます。

ある場所に観客席を定点カメラとして設置し、
観客は、直線的な時間の経過によって変化する、
舞台上の世界を観察する。
この「観察する」スタイルが、今日の主流、と言っても宜しいのではないかいなと。(いやそんなに芝居見に行って無いんだけどね)

で、前回の「シフト」においては、まだこの一幕的な「定点」の枠は外されていなかった訳であります。
土俵を思わせる、円形に区切られた中央の舞台があって、
役者の出入りや、モノを使った演出で、場面の切替は表現される訳ですが、観客の視点は基本的に中央から動かない。
更に、場面の切替によって、順送りに時間が経過してゆき、
登場人物たちが変化して行く事になります。

(つづく)
posted by めたろう at 21:08| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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