2005年04月21日

宇野誠一郎作品集@全曲レビューその3

と、言うわけで、宇野誠一郎作品集@全曲レビュー、その3!

21:ロッキーとポリー
「山ねずみロッキーチャック」ED。
この番組も「子供の頃、熱心に見ていた」うちの一つで、このCDには未収録だが、登場する主要な動物それぞれにテーマが用意されていたと記憶している。俺はうさぎのピーターのテーマ(「なーにがなんでも知り抜きたい!」という奴)が大好きであった。作品集のBには是非収録いただきたいものだが。
このEDもキャラクターに沿っている名曲だと思うのだが、宇野氏ご本人はスリーブで(作品全体に対してだが)「可もなく不可という感じですね。方向性が見えておらず、呼びかけがどこに向いているのか判らないのが不満です。」と、冷淡なコメント。
未収録の劇中歌に対しての感想も同じなのか、聞いてみたいものだ。

後、この曲の導入部で少しだけシンセっぽい音が使われてるのが印象的なのだが、電子音とかはあまり得意では無かったのだろうか?
当時はアナログシンセの時代だし、珍音源として使っていてもおかしくは無いと思うのだが、めだたないなぁ。やっぱり好きじゃなかったのだろうな

22:あさっておいで
「よんでいる」と同様、「まんがこども文庫」より。作詞者も同じ岸田衿子という人のせいか、これも名曲といって良いだろう。言葉あそびが多用され、物語性の強い歌詞が、宇野氏の方向性と親和性が高いのだと思われる。

ついでに「岸田衿子」でググった結果、
ユトレヒト、なる略歴ページを発見。
http://www.utrecht.jp/person/?p=70
なんと岸田今日子の実姉(更にこの岸田姉妹は岸田国士の娘達なのだそうな。17へぇー。)にして、「ハイジ」や「フランダースの犬」「ラスカル」主題歌の作詞者、童話、絵本の多くの仕事を成した人物であるらしい。
ちょっと追っかけてみようかな。

とにかく楽しい一曲。

23:ふたごっこ
中山千夏「なぞなぞな」より。
ここでもシンセっていうか、電子ピアノっぽい音が効果的に使われている。同じく鉄琴?か木琴の音が電子加工っぽい処理で使われるのが印象的。でもストリングスがメインなんだよな。
ちなみに中山千夏女史作詞の内容は、「三つ目のドラゴン」「あいつ」同様の謎かけ、見立てになっている。

24:さんご礁
「こどもまんが文庫」より。
同じく電子ピアノっぽい音が多用され、間奏は凝っている。が、そんなに食指が動かない曲。
「日本児童文学のアニメ化」がコンセプトだった「こどもまんが文庫」のカラーを意識しすぎたのではないかと思われる地味な曲で、俺は今一好みでは無い。

25:鐘がゴーンと鳴りゃ
「一休さん」より。
藤田淑子さんが一休さんに成り切って歌う、「戯れ歌」って感じのこれまた名曲。
この曲は本人も「割りにいいですね」と前向き評価。とにかく藤田淑子さんが良いというのでお気に入りとの事。
音の作り方とかは、一つ前の曲とそんなに変わらないのだが、強い印象を受けるのは、一休さんのキャラクターを全面に出して、なおかつ宇野さんの曲想とマッチしているからだろう。
「長靴をはいた猫」と同系統の曲と言えよう。

26:緑の陽だまり
「山ねずみロッキーチャック」OP。
うーん、ホーンセクションが高らかに連呼する導入部もかっこいい、名曲だと思うんだけどなぁ、、、。聞き手の側は繰り返し刷り込まれてそう思ってるだけで、作り手側は不満なのかもしれないが。スリーブでの解説は殆どなし。

27:ふしぎな花
中山千夏「なぞなぞな」より
「よんでいる」と同系統の美しい曲。いい曲なんだけど、「よんでいる」と比べるとやや聞き劣りする感じ。フルートやハープとかの使い方が何となく類型的な様な。

28:ははうえさま
「一休さん」ED。
数多く、引用、パロディ化されてきた、有名なED。(去年出た電気グルーヴの「カフェ・ド・鬼」のPVで天久がネタにしてたくらいだからな)
実は上記「ふしぎな花」とそんなに曲調は違わないのだが、とにかく藤田淑子さんがうまいんだろうなぁ。一休さんが母上様に出した手紙を読む、というミュージカル形式になってるのが勝因でしょうな。ちなみに作品集Aには「幸せはレインコート」という、ひょうたん島の劇中曲が収録されていて、こちらも手紙を読むミュージカルになっている。
「呼びかけの対象が明確」だと成功するようだ。
後、尺八、鼓など、和楽器が使われているのがポイント高いが、TVで見ていた時は、全く気づかなかった!
「日本モノを日本風にやることへの反発」云々はこの「一休さん」がらみで何かあったのかなぁと思わないでもない、、、、。ちょっとヤだな。

29:ながれ椅子
「こどもまんが文庫」より。
宇野作品としてのオリジナリティはやや薄いかな?何か演歌っぽい感じが、、、。
「風ばかり、風ばかり」の連呼のところとかは宇野節かもしれない。聞き所は堀江美都子さんの歌唱力でありましょう。美曲。


やたーーーラス1だーーーー。


30:幸せを運ぶメルモ
「ふしぎなメルモ」より。
ゆったりした、アルバムを締めるのにふさわしい美曲。
ボーカルの桜井妙子さんがイイ!ちょっとエロくかつお嬢様っぽくて俺が勝手に抱いてる「ふしぎなメルモ」のイメージにぴったり。
マイナーな歌い手さんだが、宇野作品とは「アンデルセン物語」OPや「ムーミン谷の歌」等で関わりがあるようだ。そのわりに、スリーブで言及なし。「アンデルセン物語」のCDが出てるから、振り分けたのかな?


終わったーーー!では締めの挨拶をば。

昨年、図書館で借りた懐かしアニメの主題歌集のスリーブから、子供の頃、熱心に見ていたあの番組この番組の劇中歌や主題歌が、軒並み宇野作品であったと気づいた時は実にビックリしたものであったが。知られていない天才というのはいるものである。
今現在、彼の評価が極端に低い理由は諸々あるだろうが、今後は関わった諸作品が日本文化のコンテンツとして評価の対象になってゆくのに連動して、時間は掛かるが再評価されてゆく事だろう。
願わくば、彼が存命のうちにもう少し再発見の機運がでてくれれば、、、。
この記事もその一助と成りますように。
posted by めたろう at 22:34| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(4) | 宇野誠一郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月15日

宇野誠一郎作品集@レビューその2

4/7、4/9に続いて宇野誠一郎作品集全曲レビュー続き。苦しくなってキター。

12:あいつ
13:5人家族
どちらも中山千夏「なぞなぞな」より。連続して配置してあるのは、曲調、曲の構想がほぼ同じだからだと思われる。
クラリネット、ストリングス、ドラムのリズムの取り方等など、二部作といって良い位共通。
「あいつ」の方は、子供やペットが大嫌いな「あいつ」について遠回しな表現で謎かけをする歌。歌詞を書き出して見るまで、答えが判らなかった、、、。
「ガラスなんだけどコップじゃない」「針があるんだけどサボテンじゃない」「ちくんと指すんだけど蜂、じゃない」「私はあいつがだいだいだーいキライyo」これだけの歌。1分強。
「だいだいだーい」のとこだけ宇野節だな。短すぎて印象薄い。
「5人家族」の方も1分半位。こちらは「ワン、ツー、スリーフォーファイブ」の掛け声のとこだけ宇野節。

14:悟空が好き好き
超超超有名曲にして超名曲!
09:悟空の大冒険マーチに関してスリーブノートのインタビューで言及されていないのは、こちらの「悟空が好き好き」を語りまくってスペース無くなったのでは無いかと思われる。という位熱く語ってるなぁ。
反社会的、反制度的な「悪ガキ悟空」のイメージで曲を作り始めるも、作詞家の持ち込んだ「いい子ちゃん悟空」の歌詞に我慢できず、またも作詞に介入、、、、、。
で、われわれの知る、愉快痛快の「悟空が好き好き」ができたと。
「○○すっきすっきすっき!」の連呼、語尾上げ。
「びっくりしーてひっくりかえってホイ!」
「てな事に、なっ、って、し、ま、うーーーー! カモネ!」
どこを取っても宇野節!
曲調全体は手塚アニメの伝統にのっとり、ミュージカルというか、ヅカレビューというか、豪華絢爛ホーン炸裂のご機嫌ノリノリナンバーであります!
(今回のCDで通して聞いての収穫は、「カモネ!」のカワイイオンナノコの掛け声が、他のコーラスと独立した、中央よりの位相でどうやら別録りされているらしい事が判った事。やはりレビューやミュージカルの形が採用されているのだ)

15:長靴をはいた猫
冒頭の「ビックリしたニャ!」のフレーズ連呼がすべて!というわけではないのだが。
ここでも、ありきたりのメロディにしたくない、という一念から、勝手にこのフレーズを入れてしまった、とインタビューで告白しているが、、、。
作詞は井上ひさしと山元護久、、、、。よく許したものだ。
というか、この曲に関しては負けを認めざるを得なかったのだろう。
それ程にこの「ビックリしたニャ!」連呼の印象は強い。
子供は皆、このフレーズ以外覚えていられなかったのではないだろうか。

ただ今回、曲本編の方も改めて聞き込んだが、名曲じゃん!
インタビューでも一言だけ言及があるが、ぺロを演じた石川進が実に芸達者。うまいなぁ。素の声、張りのある男声コーラス、「みゃーーーおーー」なんて鳴き声、自在に変わってそつ無し。
(なぜか俺、ペロはなべおさみが演じたと思い込んでいたがそれは第3作「80日間世界一周」の方であった。ひょっとすると主題歌のアレンジも変更してたのか?「ビックリしたニャ!」のフレーズ連呼を強調するように、、、?)
これも、ミュージカルスタイルの名曲といって良いだろう。
カラオケで歌い倒したいが、難曲だぁ。




ようやく折り返し地点
posted by めたろう at 22:41| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇野誠一郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月07日

宇野誠一郎作品集@詳細レビュー

またしても書くべきネタのみ溜まり、記事は遅れぎみ。

まずは宇野誠一郎作品集@詳細レビュー、少しづつ進めよう。
で、せっかく名曲ぞろいだから、全曲レビューに挑戦だ。

01:ふしぎなメルモ
アニメそのものは未見なのに、この歌のサビだけは知っている。(小学校の時の悪友が、このアニメはエロいエロいと吹聴して、「メルモちゃん、メルモちゃん」の導入部のリフレインを繰り返し歌っていたのである)
初めてフルコーラスで聞いた(ひょっとしたらラジオで聞いたりしたかも)が、CD帯で小西康陽が絶賛するだけあって、傑作。上品。ゴージャス。
この時代のアニソンの魅力は、とにかく上質のオーケストラで、バックが支えられている事だ。
70年代中期に「俺はグレートマジンガー」という傑作アニソンがあり、歌い手の水木一郎氏のボーカルが賞賛される事が多いが、実はあの曲の魅力はバックのオーケストラと、エコーをふんだんに使った音響演出にある様に思われる。
そして、宇野誠一郎のアニメ作品群にも演奏家達と、宇野氏の努力がしっかり反映されている様に思われる。諸々の制限はあった筈なのに、この素晴らしさは何たる事か。

02:エッちゃん
これまた未見の「さるとびエッちゃん」より。
ワルツのリズムが心地よい。新ルパンの峰不二子役を演じた、増山江威子さんのボーカルも魅力。宇野氏の作品は、より良い女性ボーカルとの出会いによって左右される様だ。
あ、あと、「役者が歌う」というのも大きな要素だな。

03:幸せはどこに
実は「長靴をはいた猫」も事実上の未見なのだ、、、お恥ずかしい。子供の頃TV放送で見てるはずだが詳細全く失念。この「幸せはどこに」も劇中歌のはずだが失念。ボーカルの榊原るみさんは、劇中のお姫様のはずなので、この曲も「役者が歌う劇中歌」という宇野氏の最も得意なジャンルに含まれる。これもワルツよりのリズム(?なのか?)。02と同系列の良曲だが、何となくエキゾチックミュージックの様でもある。

04:いい感じ
これはもう良ーーーく知ってる「山ねずみロッキーチャック」の劇中歌。
ただこの曲は、さほどお気に入りでは、、、。中山千夏さんはこの曲では自身のカラーを殺して、ロッキーの相手役、ポリーを強くイメージして娘っぽく歌っている感じがする。

05:雲が教えてくれる道
「アリババと40人の盗賊」劇中歌。これも見てるはずなんだが失念。若き大山のぶ代のボーカルが楽しい。少年アリババを溌剌と演じている。
コーラスの「はっつー、はっつー」と言ってる様に聞こえるのは、なんだろな。

06:なぞなぞな
中山千夏さんのカラーが強く出ていると思われるアルバム「なぞなぞな」のタイトル曲。なんかアラビア風のメロディで、「おかあさんといっしょ」にありそうな曲。

ここまで6曲。バテたーーーー。
続きは気が向いたら。



4/9夜 追記
posted by めたろう at 21:48| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇野誠一郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月30日

宇野誠一郎作品集@

ようやくアマゾンより「宇野誠一郎作品集@」が到着。同時発注の「吾妻ひでお失踪日記」の重版が遅れたせいだ。
が、共に待っただけの事はある大傑作で満足至極。
いま宇野誠一郎作品集@をかけながらこれを書いているのだが、下記の宇野誠一郎の記事でコメントを頂いた様に、確かにこちらの方が重要な作品が多いのかもしれない。
一般的な宇野誠一郎作品のイメージ「リズム重視・連呼型」の作品が多いのだ。
作品集Aでの相当ひねった作品群にあたるのは、中山千夏のアルバム「なぞなぞな」の作品集かな?

曲もさることながら、スリーブノートのインタビューも大変刺激的で興奮させる内容だ。
・アニメ系作品作りでの初期においては、「アメリカの模倣」を意識した、という話が出てくるが、前後の文脈から察するにこれは彼が、カートゥーン(例えばトムとジェリーの様な)における音楽の重要性を意識していた、という事ではないのか思わせられる。
・「メロディには全く関心が無い」「共振を生み出すのはメロディではなくリズム」「音楽を始めた動機が音楽家になりたいという以前にリズムの探求への関心だった」と語り、
・最近のリズム重視の音楽の流行についてはどう評価するかとインタビュアーが振ると、「むしろコンピューターで作ると不愉快な印象を受けるくらいです」と退ける。「リズムに揺らぎが入る事によって人は安心するのです」と。

うーん。この人にデリック・メイの「ストリングス・オブ・ライフ」を聞かせてみたい。
やっぱり石野卓球の初期作品も聞かせてみたい、、、、。

インタビューで他に驚かされたのは、
東映「長靴を履いた猫」のサビ「びっくりしたニャ!」の連呼が、宇野氏の独断で付け加えられた、オリジナルのフレーズだったという事実。
俺、この曲で覚えてるの、この「びっくりしたニャ!」というフレーズだけだよ!
後の部分も、井上・山元の黄金コンビの作詞なのだが、全く覚えとらん。
いかにこの人の「連呼型」の作品に力があるか、改めて思い知りました。

曲の内訳等詳細はまた後日。
posted by めたろう at 23:26| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇野誠一郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月17日

「アイアイ」の編曲者

「アイアイ」は作曲者本人も否定的な見解の曲で、下記作品集でのアレンジも魅力的とは言いがたい。では何故、これ程まで歌われているのか?

まずはやはり、

 ♪アイアイ(アイアイ)
 
とコール&レスポンスする部分が子ども達に絶大な支持があるからだろう。ライブでの観客参加の基本ともいえるコール&レスポンスの機能性が支持されているのだと思われる。
俺自身、♪アイアイ(アイアイ)以外の伴奏の部分を覚えていない。
この曲は、コール&レスポンスがすべてなのだろう。

それにしても、下記作品集でのアレンジは地味だ。
かすかな記憶ではもっとパーカッショナルでにぎやかだったような、、。
これは、一般に「アイアイ」として認識されているスタンダードのアレンジがあるのでは無いか?
という仮説の元、「アイアイ 編曲 宇野誠一郎」でぐぐってみる。

http://www.google.co.jp/search?q=%E3%80%80%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%A4+%E7%B7%A8%E6%9B%B2+%E5%AE%87%E9%87%8E%E8%AA%A0%E4%B8%80%E9%83%8E&start=0&start=0&hl=ja&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official

膨大すぎて、サッパリだ。
とりあえず根気の続くまで、編曲者を抜き出して、羅列。

内藤慎也. 石川大明 乾裕樹 小六禮次郎 鶴 由雄, 松本俊行/立川智也 越部 信義 坂上象山 UA

ここまでで9人もいて、この内、「パラパラアイアイ」の内藤慎也とUAは完全オリジナルとして良いだろうが、スタンダードといえる編曲があるのかすらこれでは判らない。
それだけ使用頻度の極端に高いあまりに普遍的な曲で、もう歌い手ごとにアレンジが違うとおもった方が良さそうだ。

この曲は原作者から完全に一人歩きしている曲だと言うことなのだろう。
posted by めたろう at 00:47| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇野誠一郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月14日

宇野誠一郎、バンザイ!

アマゾンは早いね。もうキタよ。
と、言うわけで「宇野誠一郎作品集A」レビュー。

ブックレットのインタビュー集では、「アイアイ」を初めとする連呼型の曲に関しては、(ラジオ業界からTVに仕事が移っていった際の幻滅等が原因で)類型的で手抜きをした作品だ、等と非常に否定的で、TVで宇野作品に親しんだ身としては少々ショックだ。

どうも、力を抜いて作った方が一般ウケした、という不幸な仕事暦から、舞台音楽の世界に活躍の場を移した事が、「知られざる天才」になってしまった主要因であるようだ。

けれど「ネコジャラ市の11人」の初代OPのあのカッコ良さときたら!
斬新すぎた為か半年で主題歌を変えられて宇野氏がくさった、という話がインタビューに出てくるが、、、。確かにアングラ演劇みたいなんだが、より実験的なユニット「アイ・アバンティ」のなんだこりゃな感じの2曲(クラブ受けはするかもしれんが、なんか「あの時代」の時代性が強すぎる気がする)に比べたらわかりやすいと思うんだがなぁ。

この人の実験的な曲を聞くと、電気グルーヴ(石野卓球)の「N.O.」を初めとする初期の曲や、人生時代の曲、そして、たまの曲の曲を連想する。ナゴム的だと思う。
どうも、石野卓球やケラさんやたまのエキセントリックさと、この人には通底するところがある気がする。で、一般ウケしないところも。

一方、アニソンや童謡においては、歌い手に恵まれるかどうかで大きな差が出ているような気がする。
この盤の「アイアイ」の歌手は申し訳ないが魅力的とは言い難い。
例のUAがカバーした「うたううあ」収録のバージョンをどう聞いたか、聞いてみたい。
で、当人の評価の低い「ヤダモン」は、俺は2曲とも好きなんだよなぁ。


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posted by めたろう at 23:16| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇野誠一郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月13日

二村定一と宇野誠一郎

今日は、インフルエンザかノロウィルスを思わせる吐き気に襲われ、夕方まで寝込んでいました。
ようやく一段落した感じ。
皆様ご用心。

というわけで先週のレポートは延期して、また友人の掲示板から転載。

友人は大正浅草オペラ、特に二村定一という歌手にはまっているそうで、

「昔のレコードを聞こう」
http://www.sound78rpm.jp/index.html

というHPを教わりましたが、素晴らしい内容でした。
リアルプレーヤーを導入されていれば、管理人の方のコレクションのSPレコードの視聴ができます。
俺は特に子供向けの歌劇の音源が非常に気に入りました。

子供向けの歌つながりで言うと、俺も気になってる作曲家がいて、それは
「アイアイ」を書いた宇野誠一郎という人。
「ひょっこりひょうたん島」「小さなバイキングビッケ」とか、連呼型の童謡を多作した天才です。
子供の頃、凄くお世話になっているのに、最近までその存在を知らなかった、「知られざる天才たち」の一人であります。(まだ存命でいらっしゃる)
アニソンの渡辺宙命などは再評価されつつありますが今だオタク限定と言えますし、最近の童謡もまた不当に評価の低いジャンルの一つだと思います。

と、書いたところで、念の為「宇野誠一郎」で久しぶりにぐぐってみたところ。
なんと昨年、作品集が出ていた事が判明。
あわててアマゾンでみたら、@AとあるうちのAだけが在庫一枚のみ残ってて、ぎりぎり注文成功。楽しみです。



posted by めたろう at 20:47| 埼玉 ⛄| Comment(2) | TrackBack(0) | 宇野誠一郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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